ソニーと歩みを共にして今日まで発展
ソニーの前身である東京通信工業株式会社の関西地区代理店として創業し、ソニーのテープレコーダーやトランジスタラジオの販売をはじめ、当時ソニーが開発したオートスライド(音声録音された録音テープとスライド写真の切替同調をさせる装置)用のテープ制作を祖業とし、のちにソニー製品の卸売りを専業とする事業を日豊産業株式会社(のちに淀川ソニー販売株式会社に改称)として設立。
さらにオートスライド用フイルムテープの制作を事業とする日豊株式会社として分離し、ソニーとのビジネスの発展に邁進してまいりました。その甲斐あって当社はソニーと業務委託契約を交わし、ソニー製放送機器の技術サービス代行業務を担うまでになりました。
現在においてもソニーは当社にとって最も緊密かつ重要なビジネスパートナーとして共に歩みを進めております。
映像と音響に特化して長年の実績と信頼
ソニーが世界初のVTRを開発してからはもっぱらビデオ関連のビジネスに注力し、トリニトロンやCCDカムコーダー、ベータカムといった製品が、映像機器史において世界フォーマットとなっていく過程のあらゆるシーンにおいて、当社はその中心的な役割を担ってきました。
自社においても編集及び録音スタジオを設営するなど、映像制作分野のプロとして今日まで実績と信頼を積み重ねてきました。
ビデオ機器の普及に伴い、’76年に大阪ナショナル通信特機株式会社(現パナソニックコネクト株式会社)と特約店契約を締結し、映像音響専門業者としてさらなる拡張をすすめ、放送用映像制作系に加え、一般業務用としての映像投影用プロジェクターや監視カメラ、企業ビデオ用社内モニターや教育用視聴覚教室機器などを、多くの法人様にそれらの機器をシステムとして納入してまいりました。
長年に渡るこれまでの多くの実績による経験値とノウハウこそが、私たちの最大の資産であり、強みです。
少数精鋭で臨機応変
当社は社員数が30名にも満たない小さな会社ですが、それ故に社員一人一人がそれぞれにプロフェッショナルであり、またエキスパートであるように精進し、お客様の期待を裏切らない気遣いと活動を徹底しています。
私たちは常に、現場主義で物事を捉え、お客様にとって本当の最善・最適を実現するためのお手伝いをいたします。馬力は大きくなくとも、レスポンスの良いエンジンと軽量かつ足回りの良さで大パワー車をしなやかにかわすような、小粋なスポーツカーのような会社を目指しています。